💡 お金の論理的思考編

第2話:お金を失うと時間も失う!?

⏰ お金の消費=時間の消費
📌 この話で学ぶこと
お金を使うことは、それを稼ぐのに費やした時間を消費することと同じ。「なんとなく」の買い物が、実は大量の時間を失っているかもしれません。

⏰ お金=時間 💰 税コスト乗数 💎 本当の価値
休日、スーパーへ向かう途中、洸平は商店街を歩いていた。ある時計店のショーウィンドウに、美しい腕時計が飾られている。
洸平
洸平
あっ、この腕時計いいなぁ。KANEGAの最新作かぁ、デザインもいいし、かっこいいなぁ。
洸平
洸平
これ付けて、あの子と会ったら….ぐふふっ….
(かっこいい時計をつければ自分もカッコよくなってデートに誘えると想像している)
洸平
洸平
どれどれ….20万!高いなぁ….けど最近節約して貯蓄してるし、余裕があるから買っちゃおうかなぁ。
お金仙人
お金仙人
これこれ、洸平よ。かっこいい時計をつけたところで、自分がカッコよくなるわけではないぞい。
洸平
洸平
お金仙人!いつからそこに!?
お金仙人
お金仙人
たまたま通りかかっただけじゃ。
それに洸平よ、その”かっこいい腕時計”は本当に欲しいのか?
洸平
洸平
え?いやぁ…つけたらカッコいいかなぁって…
お金仙人
お金仙人
また”なんとなく”じゃな。
洸平
洸平
はい…
お金仙人
お金仙人
それはいかんっ、といつも言っておろう。
良いか、お金を消費するということは、時間も失うということじゃ。
洸平
洸平
えぇ?…そうなんですか?
お金仙人
お金仙人
考えてみなさい。20万は月のお給料のどれくらいじゃ?
洸平
洸平
…およそ3分の2です。
お金仙人
お金仙人
つまり、それだけの時間を消費するということじゃ。
お金仙人
お金仙人
お給料は手取りだけではない。税金や社会保障費なども含まれておる。それらを含めると、実際に失うお金はさらに増えるぞ。
洸平
洸平
うぅ…確かに。
お金仙人
お金仙人
じゃろう。大体、サラリーマンなど労働者は価格の1.2倍程度多く払っていると見るとよいぞ。
お金仙人
お金仙人
それに、洸平よ。労働時間だけではない。通勤時間や残業時間も含まれる。さらに、お前は節約してお金を貯めたと言ったな。その節約のために勉強した時間、節約のために行動した時間も、実はそのお金に含まれておるぞ。
お金仙人
お金仙人
これらを考えて、その”カッコいい腕時計”は買いたいか?
洸平
洸平
いらないです。
お金仙人
お金仙人
じゃろう。お金を消費=時間を失う。家計簿をつけ、一番満足と幸福になるものに順位をつけ、無駄な消費は抑えることが重要なのじゃ。
洸平
洸平
なるほど、ありがとうございます。危うく多くの時間とお金を失うところでした。
お金仙人
お金仙人
見方や考え方を変えると、色々と浪費を防ぐことができる。お金を消費する前によく考えるのじゃ。
📝 この話のまとめ
1
お金の消費=時間の消費
20万円は月給の約3分の2。その買い物に、自分の時間をそれだけ費やす価値があるかを考えよう。
2
実際のコストは表面より大きい
税金・社会保障費を含めると、労働者は実質的に価格の約1.2倍のコストを払っている。通勤・残業時間も忘れずに。
3
「本当に欲しいか」を問う
“なんとなく”の消費を避け、自分の時間と引き換えにする価値があるものかどうかを、消費前に一度立ち止まって考えることが重要。
── おまけ ──
📎 おまけ
洸平
洸平
そういえば、お金仙人はどうしてここにいるのですか?
お金仙人
お金仙人
わしか?この時計店に用があってのぅ。
この懐中時計を修理に出そうと思ってのぅ。
洸平
洸平
へぇ〜、懐中時計初めて見ました。電池切れですか?
お金仙人
お金仙人
これは電池ではない。時計の上にある竜頭を回してゼンマイを巻いて使うのじゃ。だが巻けなくなってしまってのぅ。
洸平
洸平
そうなんですね。知らなかった。
お金仙人
お金仙人
最近はスマートウォッチが主流になりつつあるかのぅ。最新機器も好きじゃが、こういうレトロなものも好きなのじゃ。
洸平
洸平
お金仙人はIT機器も使いこなしてますものね。
お金仙人
お金仙人
それに、これは祖父から譲り受けたもので、祖父やわしの沢山の思い出が詰まっておる。
洸平
洸平
そんな、昔からの懐中時計なんですね。すごい価値がありそうですね。
お金仙人
お金仙人
うむ。お金としての価値はそこそこ。思い出としての価値は何物にも替えられないぐらいあるのじゃ。
洸平も、本当に欲しいもの、何物にも替えられないものを見つけたらえぇ。それを大切にすると良いぞ。
洸平
洸平
…はい!
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